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ティン・パン・アレー(Tin Pan Alley)は、もともとはアメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタンの28丁目のブロードウェイと6番街に挟まれた一角の呼称である。 この地名で呼ばれるあたりは、1890年代後半にブロードウェイのミュージカルの音楽に関係する会社(レコードの普及前であり、当時の音楽に関する主たる商品は楽譜であった。このため、ここでいう会社は楽譜出版社、演奏者のエージェント)が集まっていた。それぞれの会社で、楽曲の試演を行っていたため、まるで鍋釜でも叩いているような賑やかな状態だった。このことから、この名前(Tin Pan Alley, 直訳すると錫鍋小路)がついた。 == 逸話 == *ジョージ・ガーシュウィンは、15歳頃、ティン・パン・アレーで楽譜を客に試演する仕事をしていた。当時レコードはまだ高価だったため、楽譜を買いに来た客に試演をして聞かせていたのである。 *千葉県浦安市にある東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントに、同名の通りがある(街中に「TIN PAN ALLEY」と書かれた看板が掲げられている)。この付近は周囲に仕込まれたスピーカーから様々な楽器の演奏が流れており、当時の様子を再現している。 *また、この通りとジョージ・ガーシュウィンのことが、2006年4月16日に日本テレビ系列で放送されている『東京ディズニーシープレゼンツ「夢の通り道」』という番組で紹介された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ティン・パン・アレー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tin Pan Alley 」があります。 スポンサード リンク
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